マップを公開してみよう

はじめに

それでは、みなさんがつくったマップをフォートナイトへ公開していきます。

そのためにいくつかの手続きが必要ですので、確認していきます。

まずは島クリエイターになろう

フォートナイトへマップを公開するためには、まず島クリエイターにならなければなりません。

こちらからEpicGames公式サイトにアクセスします。

申し込むというところに”資格要件”とあるのでクリックします。すると島クリエイターになるための条件が確認できます。

島クリエイターになるためには、以下のいずれかを満たすことが条件となります。

・Epicアカウントを作成から30日以上が経過し、過去30日のうち7日以上は、フォートナイト クリエイティブ、Unreal Editor for Fortnite(UEFN)、および/またはUnreal Engineでの島の作成にあてた日を含んでいること。こちらであれば島クリエイターになるには1か月くらいかかることも

または、

・過去90日のうちにフォートナイトのゲーム内製品に対して73ドル(米ドル価格に基づく)以上を消費・引き換えていること。この条件にギフトカードは適用されません。こちらであれば島クリエイターになるには2日ほど

今すぐにでも島クリエイターになりたい場合は、後者のように課金する手段をとることをオススメします。フォートナイトのなかではいろいろなスキンが販売されているので、それを買えばよいです。UEFNなどを含めフォートナイトで過ごす時間が増えればいろいろなスキンがほしくなってくるので、いまのうちに好きなスキンを買う練習という意味でも購入しておくとよいかもしれません。

条件を満たしたら下画像の真ん中に青いボタンで申し込みの手続きをするとあるのでクリックします。条件をみたしていないと、赤い文字でエラー表記がでます。条件が満たせるように引き続き処理を進めてください。

申し込みの手続きを問題なく押すことができれば島クリエイターになることができました。おめでとうございます。

プロジェクトを公開する

UEFNで公開したいマップのプロジェクトをひらきます。

ツールバーのプロジェクトをクリックして、プロジェクトを公開とクリックします。

続けてポップアップがでてくるので、続行とクリックしてください。

プライベートバージョンが作成されましたと表示がでます。マップを公開するための下書きが完成したようなイメージです。クリエイターポータルにチェックマークがついていることを確認して、完了ボタンを押します。

そうすると下画像のようなWEBサイトがたちあがります。このサイトをクリエイターポータルと呼びます。個人のアカウントを紐づいているプライベートサイトです。

ここまでできたらUEFNへ戻ります。

メモリを計算する

UEFNへもどりましたら、画面上のセッションを開始するをクリックします。

フォートナイトの画面がたちあがりますが、altキー+tabキーを押してUEFNへ戻ります。

ツールバーの赤い停止ボタン「エンドゲーム」をクリックします。

続けて、ツールバーのプロジェクトをクリックして、メモリ計算を起動を押します。

ここを押せない場合は、エンドゲームができていないです。エンドゲームをクリックできているか確認してください。

メモリ計算とポップアップがでてくるので、メモリの計算とクリックします。

altキー+tabキーを押して、フォートナイト(セッション画面)へもどります。

そうすると下画像のような画面がでてきます。続行と押してください。

メモリの計算というのは、制作したマップがフォートナイトの枠組でちゃんとプレイできるか確認しています。成功!と表示されれば問題なく動作することの証となります。

公開審査にのぞむ

クリエイターポータルにもどります。altキー+tabキーを押すと戻りやすいです。

もどりましたら、公開ボタンをクリックします。

公開したいマップの説明を書いていきます。公開するための書類審査というイメージです。

1.ゲームのタイトル(必須項目)

フォートナイトのディスカバリーなどに記載されます。

2.ゲームの説明(必須項目)

ディスカバリーなどでゲーム名をクリックすると登場する説明文です。

3.島のタグ(必須項目)

タグにそってディスカバリーなどにゲームがならびます。

4.遊び方(任意項目。必ず記入しなくても大丈夫)

ゲームを選択して実際に遊ぶまでのロード時間に表示される。

ここまで記入できたら次へとクリックします。年齢評価が適しているかを確認していきます。

IARCとの連絡用メールアドレスを記入します。

IARCというグループがゲームに関する年齢評価をしています。このメールアドレスは公開したいマップの年齢評価に問題なければ、問題なかったよとメールがきます。ダメだったよと連絡がくることもあります。

メールアドレスを記入したら、下の質問の回答を開始しましょうをクリックします。

ポップアップがでてきたらIARCへ移動しますとクリックしてください。

ゲームを選択して次へとクリックします。

作成しているマップによりますが、ここでは次のように入力してみます。

・暴力などを伴う画像は、いいえ。

・恐怖を引き起こすコンテンツであるか、いいえ。

・性的コンテンツをふくむか、いいえ。

・ギャンブルのテーマなどを扱うか、いいえ。

・言葉で不快感をあたえるか、いいえ。

・規制物質への言及は、いいえ。

・下品なユーモアがあるか、いいえ。

・その他、ここから以下のような画像になります。

・音声通信、SMS、~は、はい。

・ゲームには、ユーザーまたはユーザーが生成したコンテンツをブロックする機能~は、はい。

・ゲームには、ユーザーまたはユーザーが生成したコンテンツを報告する機能~は、はい。

・ゲームでの対話は~は、はい。

・ゲームにはチャットモデレート~は、はい。

・ゲームでは、ユーザーの詳細な~は、いいえ。

・ユーザーはゲームを通じて~は、いいえ。

・ゲームには、かぎ十字軍など~は、いいえ。

・ゲームには、反国家的な~は、いいえ。

・ゲームには犯罪行為に利用される~は、いいえ。

・ゲームでテロ活動を~は、いいえ。

ここまですべて記入たら、次へをクリックします。

確認画面です。完了とクリックします。

確認画面です。次へとクリックします。

サムネイルの設定をします。

・風景のサムネイル(必須項目)1920×1080 JPGなど

フォートナイトのディスカバリーなどに記載されます。

・正方形のサムネイル(任意項目)1024×1024 JPGなど

ディスカバリーなどでゲーム名をクリックすると登場する説明文と一緒に表示される。

・島のトレーラー(任意項目)1920×1080 mp4など

ディスカバリーなどでゲーム名をクリックすると登場する説明文と一緒に表示される。

・ロビー背景の画像(任意項目)

フォートナイトのロビーの表示される

ここまで記入できたら、次へとクリックします。

著作権のあるサウンドなどを使用した際に申請します。

注意点ですが、基本的に著作権のあるものは使用しないことを推奨します。

著作権のある申請はハードルが高いですので、できる限りオリジナルなもので申請されることをオススメいたします。

特に記入するものがなければ、次へとクリックします。

あとは公開ボタンをクリックすれば、審査がはじまります。審査が合格となれば島のコードというものが発行されます。

ステータスとありますが、ここで掲載中としたまま公開ボタンを押すと、審査が合格となればそのままマップがフォートナイトへ公開されます。島のコードを知っている人も、ディスカバリーで検索してくれた人も全員がマップへアクセスできます。

ステータスを非掲載として公開ボタンを押すと、審査が合格となってもフォートナイトへはマップが公開されないです。この場合は島のコードを知っている人だけがマップへアクセスできます。

自動有効化(自動アクティベート)というのは、審査合格後に自動的にマップを公開するか、手動でマップを公開するかの選択です。

いったんステータスを掲載中として、自動アクティベートをオンにして公開をクリックしてみましょう。

さきほどのページにもどります。画面上にプロジェクトとあるので、クリックします。

さきほど審査にのぞんだプロジェクトを見ると、黄色い文字で審査中とあると思います。このマークがついている限りは審査中ということになります。

審査結果の連絡

審査に合格すると下画像のようなメールがEpicより届きます。

IARCからも評価をちゃんとしましたよと連絡がメールで来ます。

クリエイターポータルはこのような形で、承認済みマークがつきます。

このなかに島のコードというものがあるので、それをSNSで配って遊んでもらうでも良いですし、ディスカバリーでみつけてもらうことも可能です。島コードは、例えば○○〇ー●●●ー○○〇のような数字のあつまりです。

Epicから審査に不合格しましたと連絡がくることがあります。

その際は、年齢評価の部分でゲームにあっていない申請になっているかもしれません。または、ほかに理由があるかもしれません。

Epicから明確な理由が示されないこともありますが、ゲーム内容の変更など含め対応し、再申請にのぞまれてください。

まとめ

試しに一度マップを公開してみることをオススメしております。

ここまで処理してきて、いろいろな申請が必要なんだなとお気づきになったと思います。

作業になれるためにもぜひお試しでマップを公開されてみてください。

それでは。お疲れさまでした。

参考動画

クリエナビではYoutubeチャンネルも運営しています。

今回の内容はこちらの動画の40:57ごろから確認できます。

ぜひ参考にされてください。

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